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クイズ

クラカメ・マニアックイズ
Q1 どちらが年上?
a. 左のカメラ
b. 右のカメラ
c. 同い年

Q2 メーカーは?

Q3 共通でないのは?
a. 135フィルム使用
b. 正方形画面
c. 裏蓋着脱式
d. レンズ交換可能



クラカメ・マニアックイズ 解答

 
A1

b(質問ページ右のカメラ)(マニア度 4)

姉妹カメラ問題の第二弾は、この2台、テナックス姉妹。
質問ページ左のカメラ Tenax I は1939年発売、右の Tenax II は1938年発売。I よりII が先行する変則的なことになったが、もともとカメラ自体には I や II の表示が無く、性能的に先に出た方が遙かに高級仕様だったので II と呼ばれるようになり、一方後から出たにもかかわらず簡素な方がオリジナルのように見えるので I と呼ばれるようになった。

ちょっと珍しい現象だが、混乱を招くところではある。実際一部の文献では、I の登場を1930年とし1938年の II に先行するかに記しているが、恐らくこれは1939年を1930年と誤植した元資料(Hove Blue Book?)がありそれをそのまま引用した結果と思われる。


A2

ツァイス・イコン (マニア度 2)

当時世界最大のカメラ・メーカー。世界大恐慌により苦況に陥ったドイツ・カメラ業界を救済し、レンズの供給先を確保しようとカール・ツァイス財団が音頭を取り、当時の独4大カメラメーカー、イカ、エルネマン、コンテッサ・ネッテル、ゲルツを大同団結させてツァイス・イコンを設立(1926年)。以後第二次大戦まで、カメラ専業では世界最大の会社だった。その製品ラインナップは、入門カメラから超高級機まで、まさに膨大だった。


A3

d. レンズ交換可能(マニア度3)

テナックスII は35mm機ではツァイス初のレンズシャッター機だが、ビハインド・シャッター式で、レンズ交換可能だった。交換レンズとしてOrthometar 27mm f4.5、Sonnar 75mm f4があったが、今日ではいずれも入手は極めて困難。標準は Sonnar 40mm f2、Tessar 40mm f2.8。バヨネット・マウント、各レンズ毎に距離計連動用カイル・プリズム付。
テナックスI の方は、メモ帳代わりをコンセプトとする簡易型で、レンズ交換はできず、距離計も付いていない。

両機とも135フィルムに24 x 24mm の正方形画面を撮影。

I、II型とも裏蓋は旧コンタックス式に底蓋と一体で下方にスライドさせて取り外せる。スプールも取り外し可能。II型ではコンタックスと共通のマガジンを使用して日中フィルム交換も可能と思われる。これらの特徴は、コンタックス以来のツァイスのDNAとも言うべく、後々の製品にも見ることができる。

テナックスの最大の特徴である招き猫型巻上げレバーについても、その種はコンタックスにあると思われる。コンタックスI型では、フィルム/シャッター巻上げはボディ前面のノブで行う。その回転軸はレンズ光軸と平行で、招き猫レバーと同様である。

コンタックスでは画面の短辺を短時間で露光できる縦走りフォーカルプレーン・シャッターを採用したため、その回転軸がフィルム巻上げ軸と90度ずれる形となり、これら二つの回転軸を同時に巻き上げる方法としてギアを介して前面のノブの回転を利用することとなった。このスタイルが、レンズシャッターのテナックスにも受け継がれ、更には戦後のWerra 各モデル(旧東独カール・ツァイス製。招き猫レバーは無いが、作動としては同じ)、Ikonette (旧西独ツァイス・イコン製)にも受け継がれた。

なお、ツァイス以外でも日本のKonica III型シリーズ や独 Adox 300 、英 Agimatic 等にも招き猫型レバーが採用されている。しかし、操作感ではボディ上面のレバーで水平方向に巻く方式が優位なようで、招き猫型が主流になることはなかった。

回答ページの写真は、前列左の Tenax I を基点に反時計回りに、Taxona(旧東独ペンタコン製)、Tenax II、Werra I、Ikonette。招き猫DNAを受け継ぐ面々。

因みに、縁起物としての招き猫は、東京・世田谷の豪徳寺が発祥とも、同浅草の今戸神社、同新宿の自性院、あるいは京都・伏見の伏見稲荷大社が起源とも言われている。右手を挙げている招き猫は金運を呼び、左手を挙げている猫は人・客を呼ぶそうだが、両手を挙げているのは、欲張りすぎでお手上げとか。


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