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寒の水飲みてつらぬくもののあり 皆吉爽雨
テレビの旅番組には、鉄道、中でも蒸気機関車(SL) 関係のものがかなり見受けられます。SL発祥の英国を始め、各国で SL保存鉄道が運営され人気を博している様子です。 保存鉄道のポイントは、実際に路線として運行できる状態を維持することで、ただ SL が走るだけでなく、線路、駅舎、信号や踏切等のインフラと要員が確保・維持されること、つまりトータル・システムとしての動態保存が図られていることでしょうか。 翻って、クラシックカメラの場合には、まだまだその機運が高まっているようには感じられませんが、SL 同様に貴重な技術・文化遺産として動態保存を考える時期に来ているのではないかと思います。因みに、SL の実用化は1829年スティーブンソンのロケット号(英)に始まるとするのが一般的なようですが、その10年後1839年にはダゲレオタイプ(仏)により写真の実用化が始まったというのも、産業革命期のダイナミズムを示して興味深いところです。 クラシックカメラの動態保存をめざして、当店も大変微力ながら努力して参ります。
(1/8 記) |